ネットワークフローアルゴリズムを用いた遅延改善手法
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概要
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大規模回路の遅延を改善する新しい手法を提案する。これは、回路に"paddingノード"をクリティカルでないエッジに挿入する。そして、ネットワークフローアルゴリズムで分離集合を求め、回路に適用すべき局所変換の最良の集合を見つける。この手法は、メモリ使用量と計算時間が、それぞれ、回路サイズに対して線形、多項式オーダになるため、大規模回路の遅延最適化に適している。 本手法と"選択関数"を用いるK. J. Singh法との比較実験を行った。本手法は適用した全ての回路について最適化できたのに対し、Singh法は3つの回路についてメモリ不足で最適化できなかった。また、遅延改善能力は両手法で同じ程度であった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-06-11
著者
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