畳み込み符号を用いたハッシュ関数の一構成法
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概要
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ブロック暗号を利用してハッシュ関数を構成する方法にDavies-Meyerの構成法がある^<(1)(2)>。これを多重に構成して誤り訂正符号を用いることにより衝突(Collisions)の生起する割合を大幅に減少させたKnudsen, L. & Preneel, B.の方法がある。我々は文献^<(3)>で彼らの方法を改良し、BCH符号などの2元の符号を用いた構成法を示し、ガロア体の演算なしでも構成できる方法を示した。本発表では畳み込み符号を用いることにより多段Davies-Meyerの段数を大幅に減少せしめてもブロック誤り訂正符号と同等の効果が得られる事を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-20
著者
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