SXAL8/MBALアルゴリズム
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概要
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SXAL8, MBALアルゴリズムについて述べている。SXAL8は、バイト転置Rと拡張基本アルゴリズムFにより、8バイトを1処理単位とするブロック暗号処理である。MBALは、拡張基本アルゴリズムFmとSXAL8により4Nバイトを1処理単位とするブロック暗号処理である。MBALは、基本的にN=256(1,024バイト)を1処理単位としているが、原理的には1処理単位のバイト数は4の倍数である必要はない。また、MBALにおいては、処理対象データの先頭及び末尾ブロックと中間ブロックとで処理段数を可変とすることにより、高速処理が可能となっている。ソフトウェアによる実験によれば、MBALの処理速度は、DESよりも71倍高速であった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-12-15