畳込み符号のシンドローム復号法におけるメトリックに関する考察
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概要
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畳込み符号の基本的な復号方式であるシンドローム復号法に対し,軟判定に基づくメトリックを一般的に導出する.まずシンドローム復号法を,誤り系列Eに関する最適化問題として定式化し,これより,誤り系列Eが(受信系列Zから計算された)シンドローム系列Sを発生させるという条件の下で,結合確率μ(Z,E)がシンドローム復号における一般的なメトリックになっていることを示す.そして,無記憶な加法的白色ガウス雑音通信路を対象に,μ(Z,E)を具体的に評価することにより,軟判定に基づくメトリックを理論的に求める.また,得られたメトリックについてその構造を調べ,ビタビ復号におけるそれと比較する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-26
著者
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