ATM網を用いた時刻同期システムの試作と評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
電力系統の保護・制御システムおよびその通信システムの高度化を目指し、GPSを利用した時刻同期システムとATMネットワークの適用を検討している。本論文では系統保護・制御システムに対してGPS信号を取り込む方式としてユーザアプリケーションレベルから取り込む方式を提案し、試作と評価を行った。本方式におけるGPSからの時刻取り込み時間は約4μsであり、電力系統保護システムで要求される精度を満足する。GPSより取得した時刻をNTP (Network Time Protocol)によりATMネットワーク上に配信した場合、NTPの時刻精度は高負荷においても大きく変動することはなく、NTPはATMネットワーク上で有効であり、電力系統制御システムに適用可能である。
- 1997-02-21
著者
関連論文
- 水平分散・モジュール型広域系統監視・保護制御システムの検討と評価
- 水平分散・モジュール型広域系統監視・保護制御ネットワークのプロトタイプ設計と試作・評価
- 電力用架空光ケーブル線路における伝送遅延時間変動特性
- 電力用架空光ケーブル線路における伝送遅延時間変動特性
- 電力用架空光ケーブル線路における伝送遅延時間変動特性
- MPLSネットワークにおける静的なトラヒック分散方法の提案(:フォトニックネットワーク, IP over WDM技術, 及び一般)
- キャリヤリレーシステムへのATM伝送の適用について
- ATM網を用いた時刻同期システムの試作と評価
- 送電線保護システムのATM網への収容に関する一検討
- SDH伝送網による時刻同期システムに関する一検討
- 電力用分散リアルタイムネットワークアーキテクチャの機能検証