ATM網におけるMPEG-2動画像トラヒックの多重化効果に関する検討
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概要
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現在,ATM網における動画像転送に関してはさまざまな検討がなされている.多くの検討においては,動画像トラヒックのバースト性に着目した統計多重を導入することにより,網資源の有効利用が図れることが示されている.しかしながら,高い統計多重化効果を得るためには網,送信側端末の双方で複雑なトラヒック制御を行なう必要があるという問題が残されている.そこで,本稿では,ATM網で提供されるDBR,SBRの両サービスクラスを対象に,動画像トラヒックの多重化効果について検討する.本稿ではDBRサービスクラスの送信側端末内にトラヒック平滑化のためのバッファを設けることにより,サービスクラス間の公平な比較を行なっている.シミュレーションの結果,SBRサービスクラスにおける統計多重制御の複雑さに対し,得られる多重化効果はそれほど高くないことを明らかにした.
- 1997-04-09
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