コーンビームCTによる血管3次元画像解析システム
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概要
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本論文では、コーンビームCTで計測した高精度な血管3次元画像を用いて血管の診断や治療を支援する3次元画像解析システムについて述べる。コーンビームCTはX線源と2次元検出器からなる高速回転撮影装置で撮影したコーンビーム血管造影画像からショートスキャンのコーンビーム画像再構成法を用いて血管3次元画像を得るものである。画像解析システムはこの血管3次元画像から血管走行方向の抽出、血管断面積の計測、血管経路の選択や経路の距離計測、病変の形態や容積の計測を行う。これらは3次元2値画像の細線化、3次元線図形の距離変換、3次元線図形のグラフ表現に基づいている。これらの手法を患者の腹部血管に適用し、血管の診断や治療計画を支援することに有効であることを示す。
- 1994-11-08
論文 | ランダム
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