時間データベースを用いた安全性分析
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概要
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工場のシーケンス制御システム等のリアクティブシステムにおいてSQL3のような時間属性を表現可能なデータベースを用いた安全性分析について述べる. まず, 安全性分析のために, 時間以外の属性が必ずしも一致していないテーブル同士を合成し時間順に並べるという演算についての有用性を述べる. 次に, このようにしてアクション間の安全性分析を行う場合にチェックする性質について示す. また, アクション間の安全性分析を行う場合には, 時間の粒度が重要なファクタであることを示す. 時系列に並んだデータのグラフィカルな表現はユーザにとって理解しやすいため, データ解析により潜在的な故障の危険性を見つけようとする場合有用であり, このような機能を持つツールが必要であると考えられる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-06-15
著者
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