マルチプロセッサ制御交換機のフォールトトレラントソフトウェア構成に関する一考察
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概要
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ソフトウェアダイバーシチを用いたフォールトトレラントソフトウェアをオブジェクト指向ソフトウェアをベースにして,水平垂直分散処理構成を採るマルチプロセッサ制御交換システムに適用する場合の構成法を検討した.本稿では,同一仕様のオブジェクトをバリアント群として冗長設計し,各バリアントの処理結果を照合することで,フォールトに耐えるソフトウェア構成を実現する.また,多数のオブジェクト(バリアント)をプロセスとして,並列に複数プロセッサで処理させることにより,マルチプロセッサ制御におけるプロセッサ間の壁を隠蔽することに役立つ.これらについて,N+1構成のような共通予備をもつシステムへの適用も考察した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-12-15
著者
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