ランダム故障に対する2進ジャンピング回路網上での情報散布の耐故障性について
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概要
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本論文では、ランダム故障に対する2進ジャンピング回路網の能力について述べる。頂点数Nの回路網上にf個の故障した頂点(リンク)がランダムに存在するものとする。[8]で提唱された情報散布方式で2nラウンド内に情報散布が完了する確率は少なくとも1-2((Nf), (4(n-1)))^n-1>(1-2(((n-1)Nf)/(4n))^n-1>)である事を示す。ここで、n=[log_2N]である。また、故障数が1/(4(n-1)k)(1/(4nk))ならば、2nラウンド内に情報散布が完了する確率は少なくとも1-2/(k^n-1>)である事を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-06-28
著者
-
鮑 豊
群馬大学工学部情報工学科
-
小保方 幸次
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
鮑 豊
シンガポール国立大学 システム科学研究所
-
小保方 幸次
群馬大学工学部情報工学科
-
五十嵐 英善
群馬大学工学部情報工学科
-
王 清賢
群馬大学工学部情報工学科
-
Obokata Koji
School Of Information Science Japan Advanced Institute Of Science And Technology
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