OSと並行処理プログラミング学習教材
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概要
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システムプログラムの分野では、GUIやネットワーク技術等が高機能化すると共に、教育内容としてそれらを利用したプログラミングの重要性が増してきているが、OSの基本となる部分の原理、実現方法も疎かにすることはできない。本稿では、並行処理プログラミングを学びながら、OSの基本的な構造、実現方法を学んでいくことができる教材について報告する。並行処理プログラミングにおける誤りは、動作として必ず現われるというものではないため、教材として容易に誤りが検出できるような工夫を行ない、同じプログラムでも何度か実行すると誤動作の現象が現われるようにした。そして、学習者に現象を観察しながらプログラムの動作を追跡させ、誤動作が生じるような各タスクの動作のシナリオを考えさせることで、理解を深めるようにできたと考える。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-03-03
著者
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