ブック型パソコンを用いた言語障害者用会話エイドの開発(その2)
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概要
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発語に著しい困難のある重度言語障害者の使用を想定した図形シンボル用会話エイドを、市販のブック型パソコン(Macintoch, PowerBook)を用いて開発した。この会話エイドの最新版には、あらかじめ登録されているデザインを修正・新規作成できる、音質の異なる2種類の音声フィードバックを同時使用できる、シンボルの使用記録を残せる、などの利用な機能が備わっている。その概要を説明し、今後の開発において解決すべき問題点を指摘した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-10-14
著者
-
小島 哲也
信州大学教育学部教育科学講座
-
林 耕司
長野赤十字病院言語聴覚課
-
林 耕司
長野赤十字病院
-
青木 高光
長野市立浅川小学校
-
小島 哲也
信州大学教育学部・障害児教育講座・障害児心理研究室
-
青木 高光
長野県上田養護学校
-
小島 哲也
信州大学教育学部
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