数学学習のための数式処理インターフェースの構築(2)
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概要
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著者らはすでに数学学習において具体的な数値による実験から数学的事実の納得や問題解決時の思考を助長に数式処理システムが有効に利用できることについて報告し,その実現には複雑なコンピュータ言語を用いない数式処理システム,とくに入力において数学実験の手順(アルゴリズム)が記述可能で用語が一般の数学用語を用いることが可能なインターフェースの必要性について論じた.さらに具体的な実現としてアルゴリズムの記述においてはPADを用い,数式処理には市販のMathematicaを利用することを提案した.本論文では,さらに詳細な設計について報告する.とくにPAD内の記述について述べる.
- 1993-09-25
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