情報源符号化定理と補間作用素の近似効率について
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概要
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本論では,連続函数の学習可能性をPAC学習の枠組みで論じる.連続函数を扱うため,データの表現精度や学習結果の評価時間なども考慮した学習の達成基準を定義する.その上で効率的に計算可能な連続函数は,効率的に学習できるとは限らないことをKolmogorovのε netとKraftの不等式を用いて明確にする.また簡単な補間近似法を用いて,計算可能な函数を一様近似学習するために必要な具体例の個数についても検討する.十分に高い確率で学習達成を保証する個数と確証的に不可能となる最小の個数を見積もる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-11-26