EMCJ2000-48 巨大誘電率層組込薄型電波吸収パネルの電磁界分布と吸収条件
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概要
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1/4波長型電波吸収体の中間空気層内に巨大誘電率を持つ層を挿入すると薄型の電波吸収体が実現できる。この吸収体内部では、磁場は巨大誘電率層と反射層の間に入射波の数倍の振幅で閉じこめられ、電場はこの層内で反射導電膜表面の0から抵抗膜での入射波電場振幅まで急激に増加する。各層内の場の空間変化はほぼ直線である。これに基づき、層内の電磁場をパネル面と垂直方向の空間座標と波数の積の1次までで近似し吸収条件を求めた。その結果、(1)吸収周波数は電波の入射角によらない(2)抵抗膜の整合値は1/4波長吸収体の場合と同じになることが示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-07-25
著者
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