極扁平楕円体モデルによる分割熱線反射膜の電波透過特性の解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
可視光に透明でかつ導電性の高い膜は熱線反射特性に優れているため省エネ窓ガラスに用いられるが、膜の電波反射率が高く電波障害の原因にもなる。膜を分割すると電波反射を抑制できる。帯状に分割した導電膜を極扁平な楕円柱にモデル化し、鏡像法を用いることにより電波透過反射特性の表式を得た。これに基づき分割膜を特徴づける諸パラメータと電波伝播特性との関係を調べた。透過率の周波数特性は分割膜の幅と基板の誘電率により支配される。分割膜の幅が1cm、ガラスの厚さが数mmの場合には1GHz程度までの電波を透過する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-16
著者
関連論文
- B-4-44 登山者の自動位置モニタ
- 登山者位置検索システム
- 雪層中電磁波伝播実験と解析
- 分割導電膜の分極と電磁波伝播特性
- 極扁平楕円体モデルによる分割熱線反射膜の電波透過特性の解析
- 極扁平楕円体モデルによる分割熱線反射膜の電波透過特性の解析
- EMCJ2000-48 巨大誘電率層組込薄型電波吸収パネルの電磁界分布と吸収条件
- 分割導体膜を利用した薄型透明電波吸収パネル
- 計算代数統計学のためのRパッケージ : SGROEBNERの開発(Session 1A)