複数基地局選択型送信電力制御方式の性能評価
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概要
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CDMA セルラシステムにおけるソフトハンドオーバ中の下り回線の干渉を低減させる基地局選択型送信電力制御方式(SSDT)、並びに複数基地局選択型送信電力制御方式(M-SSDT)に関して性能評価を行った。その結果、SSDT、並びにM-SSDTではアウタループを導入した場合でも、目標フレーム誤り率が得られない場合があることを明らかにし、この問題は局間調整ループにより解決できることを示した。また、送信を行う基地局を決定する共通パイロット信号の受信レベル測定は、移動速度によって最適な測定時間が異なるが、M-SSDTではこの影響は比較的小さいことがわかった。そして、様々な移動速度の移動局が存在する現実のシステムでは、測定時間を1フレーム程度としたときに回線容量をほぼ最大にできることが明らかになった。
- 2001-03-09
著者
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