マイクロ波研究における弁証法的創造思考の実践
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概要
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マイクロ波研究における弁証法的創造思考の有効性に関して、超広帯域増幅器、アナログ1/4周波数分周器の開発を例にとり検証した。価値の測定は上位・下位概念軸、尺度軸、対立軸の直交する3軸を用いて行われることを示し、実験結果、解析結果は常に上位概念での説明を試みることが重要であることを述べる。さらに弁証法を当たり前の思考方法から工学的に有効な思考方法に転換するためには、対立軸の設定が最も重要であることを述べる。この対立軸には異応用領域、異技術領域、利害得失などがあり、基礎から応用までの学問体系の徹底理解、現状技術での限界性能の解析定量的把握などをクリアーして後はじめて有効に設定できる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-12-19
著者
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