機械的結合などによる振動モードのずれを考慮した圧電形音片ジャイロスコープの等価回路表示
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概要
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圧電形横振動音片ジャイロスコープにおいては,音片の構造的非対称,内部歪,支持などに起因する機械的結合や力係数の不平衝成分が存在すると,使用する双共振モードの振動方向がわずかに変化し,漏れ出力の原因となる。本文は,このような振動方向のずれを考慮して実在振動モードに着目した横振動音片ジャイロスコープに対する等価回路を導出したものである。導出した等価回路によって,音片における振動方向のずれ角と機械的結合量の関係を明らかにすると共に,駆動・検出法が異なる音片ジャイロスコープ間の比較・考察を行いその回路表示上における違いを明らかにした。
- 1994-09-21
論文 | ランダム
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