海底反射パルス波の解析的・数値的検討
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概要
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本研究においては、海底による反射パルス波を、近似解析法と数値解析法を組み合わせた解析法を用いて検討を行い、音場を表す積分を直接数値積分することにより求めた基準解と比較することにより、提案した解析法の有効性を明らかにした。畳み込み積分及び周波数領域における近似解を高速フーリエ変換を用いて逆変換する方法を用いて反射音場を表す一様漸近解を時間領域において求め、解を構成する幾何音線的な反射波、一般化したラティラル波及び遷移項の特性、及び海底によるパルス波の反射・散乱現象について明らかにした。また、2つのパルス波の到達時間差から、海底媒質の音速の同定を行った。
- 1998-08-28
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