パラメトリック送信による海底埋設物探査装置
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
情報化社会の進展に伴って, 海底光ケーブルの敷設ルートは増加の一途をたどっている. このケーブルの障害を防止するには, ケーブル埋設深度の確保, 維持が重要である. そこでケーブルの埋設状態確認を超音波を用いて行う為に, 今回パラメトリック音源を用いたサブボトムプロファイラーを試作し, 実海域で実験を行った. この成果について報告する. 埋設ケーブルは直径が, 35〜40mm程度と細い為, ケーブル検出には距離分解能が要求される. そのため2次波の周波数を10〜30kHzに設定した. 本稿では, パラメトリック音源を用いたシステムの特徴について述べ, さらにケーブルの水槽におけるTS, 実海域でのTS, 海底面における透過損失, 吸収減衰等について測定したので, 結果を報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-01-26
著者
関連論文
- 視覚に基づく遠隔作業支援システムの開発 -バンド取り付け作業への適用-
- 交流信号法による海底ケーブル相対位置検出方法の検討
- B-10-61 歪み誘起屈折率変化の零分散波長への影響
- パラメトリック送信による海底埋設物探査装置
- パラメトリック送信による海底埋設物探査装置