スピーカ支持系の復元力特性の測定法
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概要
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スピーカの振動板を大きな振幅で振動させると高調波歪みが多く発生し、音質を劣化させる原因となる。この歪は主に支持系のスティフネスと駆動系の力係数が振動板の変位と共に変わる非線形によって生じるものである。このような非線形性による歪み特性の解析は多くの研究者によって行われてきたが、解析に用いられたスティフネスの値は静的な方法で測定したものであり、振動時の動的な値とは大きく異なってしまう事があった。今回、スピーカの振動板を音響的に駆動し、振動板に作用する力とその変位から動的な支持系のスティフネスと機械抵抗の非線形性を簡単に正確に測定する方法を開発したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-23
著者
-
佐藤 和栄
松下電器産業(株)avコア技術開発センター
-
武輪 弘行
松下電器産業
-
吉川 亨
松下電子部品
-
岩佐 幹郎
松下電器
-
佐藤 和栄
松下電器産業 Avコア技術開発セ
-
岩佐 幹郎
松下電器産業(株)マルチメディア開発センター
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