スロットアンテナ結合YBCOジョセフソン素子の感度向上

元データ 1997-04-23 社団法人電子情報通信学会

概要

薄膜ジョセフソン素子の感度向上のための方法の一つにアンテナ結合型構造の導入がある。本研究では、ジョセフソン素子とスロットアンテナを別々に製作した後にアンテナ面とジョセフソン素子面を張り合わせた素子構造に注目し、その最適化による感度向上を目指した。まず、本素子構造に適した利得の理論式を導出し、ジョセフソン素子を製作するMgO基板側から電磁波を照射し、その基板厚みを4分の1誘電体波長の奇数倍にすることにより最大の利得が得られる見積りを得た。次に、48GHzミリ波に対する素子の感度特性から、導出した理論式が妥当であることを実験的に確認し、さらに最適構造をもつ素子においてアンテナを結合させない場合と比較して約7dBの受信感度の向上を得た。

著者

山下 努 東北大学電気通信研究所
山下 努 東北大学 電気通信研究所
内田 貴司 防衛大学校電気電子工学科
安岡 義純 防衛大学校電気電子工学科
長谷川 晃久 防衛大学校 電子工学科
野末 宝志 防衛大学校 電子工学科
安岡 義純 防衛大学校電気電子工学科:福井大学遠赤外領域開発研究センター
安岡 義純 防衛大学
長谷川 晃久 防衛大学校電子工学科
山下 努 東北大 電通研
安岡 義純 防衛大学校
内田 貴司 防衛大学校 電気電子工学科

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