文書中の文字画像に対する二値化閾値選択方式について
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概要
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従来より、文書画像に対する文字認識処理の多くは二値化された画像を対象に行われている。しかしながら、認識精度を向上させるためには文書を多値で入力し、個々の文字毎に最適な二値化閾値を選択することがより効果的であると考えられる。本報告では、多値文書画像に対し二値化, 文字領域抽出処理を段階的に行い個々の文字画像単位に二値化閾値を選択することにより文字品質及び認識精度の向上に効果があることを示す。また、文字画像に対して文字領域の平均濃度から黒画素比率を推定し二値化閾値を決定する方法を提案し、本手法について文字認識率の点から評価を行う。
- 1993-11-12
著者
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