エージェント同士の知識の推定と更新 (&特集>「記号論理とAI」)
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概要
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人間同士の会話では、相手の心的状態を推定して、コミュニケーションが円滑に行なえるように会話の内容や言葉を選ぶ。また、相手がわずかな言葉しか発っしなくても、視覚などから得た他の情報と合わせて何を言おうとしているのか判断できることがある。視覚・聴覚を備えた計算機がユーザと会話する場合や、十分な通信媒体を使えない環境で複数のロボットが協力して作業する場合にも、機械側に同様の推論機能が必要である。我々は視覚などから得られた観測結果を用いて相手の知識(信念)を推定する効率よい方法を考え、推定品質を定量的に評価するとともに背景にある意味構造を明らかにした。本稿では、これまでの我々の研究成果と関連研究を慨説する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-11-13
著者
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