多層膜反射鏡を持つ垂直共振器レーザのモード解析
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概要
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多層膜反射鏡を持つ垂直共振器レーザのような、屈折率が軸方向にも横方向にも複雑に変動する共振器の中の電磁波モードの解析に適した計算法を考案した。対象領域を含む矩形(直方体)境界の一辺の上で電磁波をFourie級数で表すこと、各Fourie成分を初期値として対象領域内で微分方程式を数値的に積分すること、などを特徴とする計算法である。この計算法を垂直共振器レーザに応用することにより、初めて、反射率の入射角度・偏光依存性や定在波と複素分極との相互作用などを取り入れた計算ができた。利得閉じこめ型の垂直共振器レーザについて、モード利得の偏波依存性や次数依存性、非対称な利得分布がある場合の遠視野像の偏向特性などを解析する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-29
著者
-
渡辺 正信
産業技術総合研究所
-
向井 誠二
電子技術総合研究所
-
渡辺 正信
電子技術総合研究所光技術部
-
向井 誠二
電子技術総合研究所光技術部
-
矢嶋 弘義
電子技術総合研究所光技術部
-
矢嶋 弘義
電子技術総合研究所
-
向井 誠二
電総研
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