EE2000-11 パワーキャパシタを用いた太陽光発電出力平準化
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概要
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太陽光発電の出力は、変動が大きく系統に連系する場合に電力品質に問題がでる可能性がある。このため、太陽光発電出力変動を抑制し平準化した交流電力として出力するシステムが必要となる。この出力変動を吸収するため、急速充放電が可能で、長寿命・メンテナンスフリーであるパワーキャパシタを用いた太陽光発電出力平準化を検討したので報告する。エネルギー授受の制御アルゴリズムに基づき太陽光発電出力平準化システムを作成し実験した。その結果、出力変動を14%以下に抑制でき、エネルギー有効利用率は88%が得られた。本研究は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託により実証調査を実施した成果に基づくものである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-07-18
著者
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吉田 昭彦
松下電器産業(株)生活環境研究所
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岡本 正史
松下電子部品株式会社
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岡本 正史
松下電子部品(株)コンデンサ事業部
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吉岡 包晴
松下電器産業(株)デバイス・エンジニアリング開発センター
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中田 秀樹
松下電器産業(株)デバイス・エンジニアリング開発センター
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野本 進
松下電器産業(株)デバイス・エンジニアリング開発センター
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吉田 昭彦
松下電器産業(株)r&d企画室
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吉田 昭彦
松下電器産業 生活環境研
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