胸部X線CT像を用いた辺縁形状を保存する腫瘤影抽出法とその良悪性鑑別への応用
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概要
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本稿では精密検査に用いられる胸部X線CT像から良悪性鑑別を目的として肺腫瘤影を抽出する手法を報告する.X線CT像を用いた計算機による肺腫瘤の良悪性鑑別においては, 特徴量計測領域の特定や腫瘤の形状自体の特徴を定量化するために, 辺縁の細かい形状を保った腫瘤領域が必要となる.そこでこのような腫瘤領域を抽出するために, しきい値処理と距離変換を中心とする手法を開発した.実際のCT像に対して適用したところ78例中67例の腫瘤領域が良好に抽出された.さらに, 良好に抽出された腫瘤領域を用いて良悪性鑑別を行ったところ, 鑑別精度の向上が確認された.
- 2001-01-19
論文 | ランダム
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