集団能動学習 : データマイニング・バイオインフォマティックスへの展開(情報論的学習理論論文小特集)
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概要
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本論文では,筆者らが提案して来た,能動学習と精度増強手法Bagging/Boostingを組み合わせた,Active Ensemble Learningともいえる一連の新しい学習手法群について解説する.これらの手法群は,いずれも,データ空間あるいはデータベースから,少量かつ情報量の大きいデータを繰り返し選択(質問)することにより,非常に高精度な学習を実現する.本論文では,特に,手法の技術的な側面のみならず,免疫学における生化学/分子生物学実験に対する能動的な実験計画やCRM(Customer Relationship Management)における大規模データからの顧客セグメンテーションという二つの現実の問題への適用結果において,これらの手法群がいずれも従来手法を凌駕する高いデータ効率性や予測精度を挙げることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-05-01
著者
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