Geドープコア純石英クラッドファイバを用いた分散等価ユニットの開発
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概要
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最近の大伝送容量の海底線システムは、負分散のNZ-DSFと累積負分散を解消する正分散の等価ファイバの組み合わせで構成されるものが主流である。これまで等価ファイバには、極低損失(0.175dB/km at 1.55μm)で大きい正分散を持つ純石英コアファイバが使用されていた。純石英コアファイバは、製造時にクラッドの屈折率を下げる為フッ素を使用する必要があり、通常の汎用SMファイバに使用されるGeドープコア/純石英クラッドファイバと比較して製造コストが高いという欠点があった。しかし今回、従来のGeドープコア/純石英クラッド型ファイバを用いた海底ケーブル用分散等価ユニットを開発し、実用化に成功したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-09-15