光ファイバを用いたコンクリート構造物のひずみ・温度計測
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概要
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橋梁改築工事に伴う河川導水用のコンクリート函体の施工に際し、構造物自体の工事中における変状計測を光ファイバにより実施した。このコンクリート函体は、断面が大断面であることからコンクリートのひび割れが懸念されていた。このため、ひび割れ誘発目地を設け半強制的にコンクリートのひび割れを誘発させ、この誘発目地で発生するひび割れ、コンクリート函体の縦横断方向のひずみ、コンクリート硬化時の内部温度の変化を光ファイバセンサにより計測を実施した。その結果、局所的な変状に対する課題が残されたが、連続的な変状観測によりコンクリート構造物の施工管理およびその後の長期的な計測に対する有効性が確認された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-01-16
著者
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佐々木 進
アイレック技建株式会社
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永井 英二
アイレック技建株式会社
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斯波 菊雄
アイレック技建株式会社
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山内 正興
国土交通省東北地方整備局岩手工事事務所
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山内 正興
国土交通省仙台河川国道事務所交通対策課
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永井 英二
アイレック技建(株)
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