点電流源を有する抵抗膜の電位分布と電極への電流配分
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概要
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点電流源,点電極を有する方形抵抗膜の上に形成される電位分布あるいは点電極に流出する電流の配分について解析を行う.抵抗膜上に形成される電位分布は,点電流源をデルタ関数で表したポアソン方程式より求めた.現実に面積を有する点電極は,デルタ関数を有限項の級数展開で近似することで表現した.計算結果と実測値の比較により提案したモデルは,よく実態を表すことがわかった.また,各電極に定電圧を印加した場合,電極への配分電流の逆数が,級数展開したデルタ関数の項数(電極の大きさの逆数に対応)の対数に比例することがわかった.更に,配分電流の逆数の差は,一定値に収束することが確認できた.
- 2002-07-25
著者
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