キャタピラネットワークにおけるパス彩色
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概要
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(有向)パス彩色問題は,与えられたグラフGとG上の(有向)パス集合Pに対し,互いに交わるパス同士が異なる色を持つように最小数の色を用いてPを彩色する問題であり, WDM光ネットワークにおいて通信要求に対して効率的に波長を割り当てる問題に応用がある.小文ではGが2分キャタピラに制限されていても有向パス彩色問題はNP困難であることを示す.さらに,与えられた2分キャタピラGとG上の有向パス集合Pに対して,高々8/5L色を用いてPを彩色する多項式時間アルゴリズムを与える.ただし,LはGの1辺を同じ向きに通過するパス数の最大値である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-09-18
著者
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