漸近的二段階多次元量子化器
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概要
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既知の滑らかな確率分布に従うデータに対する新しい漸近的量子化理論を提示する。これは,固定長量子化理論であり,二次元ユークリッド歪みの場合に我々が提案した二段階モデルに基礎をおいている。本稿では,まずこの理論を復習し圧延器の回転自由度を決定する理論について詳述する.続いて分布空間を二次元から一般次元に、拡張する.また,歪み測度はユークリッド歪みから一般歪みに拡張する。データ確率分布と所与の歪み測度から最適点密度を決定し,それと最適一様構造から分布空間における基本計量を決定する。代表点において,測地正則写像を構成しこれにより,二段階量子化器の圧延器(測地圧延器)を提案し構成する.各圧延器の「位相」にゲージポテンシャルを仮定するとき,それを境界におけるBurgersベクトル生成率の最小化条件から決定する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-05-13
著者
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