大規模高速コンピュータ通信システムにおけるハードウェアベース高速検索方式の提案

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
近年のWWWの急速な普及、WWW技術の企業内網への適用等により、コンピュータネットワークへの高スループット化・低遅延化等の要求が急激に増大している。これに対し、我々は大規模高速コンピュータ網を想定して、ATMをべースとしたネットワークルータ/ブリッジと高速フォワーディング装置CAFEを提案してきた。本稿では、大規模高速コンピュータ網に適したハードウェアによる高速検索方式を提案する。宛先検索は、高速フォワーディングを行うCAFE内の一連のセルバイセル処理の一つとして行われるため、1セル通過時間内に検索終了することを前提とする。大規模検索テーブルを考慮して二分割検索方式を検討し、比較済みエントりを次の検索範囲に含まない三分岐検索方式を提案する。155Mbit/sおよび622Mbit/sインターフェイスで、約13万エントりを1セル通過時間内に検索終了できる見通しを得た。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-11-07

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク