高密度光磁気ディスクのための信号補間型位相調整方式の検討(光記録及び一般)
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概要
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光磁気ディスク装置(MO: Magneto-Optical disk drive)の再生信号をディジタルサンプリングする際、低SNR(Signal-to-Noise Ratio)信号においても安定した位相同期を実現する位相調整技術が必須となる。このような要求に対し、MO再生信号の最適サンプリング位置を検出し、信号補間により最適サンプリング位置に調整する信号補間型位相調整方式を開発した。そして、ターボ符号を用いてビット誤り率10^<-4>となる読み出し点におけるSNRの再生信号を計算機シミュレーションにより求め、位相差検出性能評価及びターボ復号と組み合わせたビット誤り率評価を行った。その結果、位相検出誤差±6%内に位相調整可能であり、ターボ復号と組み合わせ、全ての初期位相差に対し位相差0%と同等のビット誤り率が得られることを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-02-27
著者
-
田口 雅一
富士通研究所
-
田口 雅一
(株)富士通研究所ストレージシステム研究所
-
内田 昭嘉
(株)富士通研究所ストレージシステム研究所
-
松浦 道雄
(株)富士通研究所ストレージシステム研究所
-
田口 雅一
富士通研
-
田口 雅一
(株)富士通研究所
-
金岡 利知
(株)富士通研究所 ストレージシステム研究所
-
板倉 昭宏
(株)富士通研究所 ストレージシステム研究所
-
金岡 利知
(株)富士通研究所
-
松浦 道雄
(株)富士通研究所 ストレージシステム研究所
-
内田 昭嘉
(株)富士通研究所its研究センター
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