低損失基板を使用したギガビット伝送路
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概要
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高速デジタル信号のバックプレーン伝送を実現するためには,伝送損失による信号減衰の低減が重要である.このため,従来から一般に広く使われているFR4基板よりも低損失な基板の実現を目指して,(1)誘電体材料を改良して誘電損失を低減した基板,(2)導体の表面粗さを平滑化して導体損失を低減した基板の検討を行った.最初に,各基板配線の振幅透過率(S_<21>)を実測し,伝送損失の要因分析を行い,損失の計算結果と実測結果を比較した.次に,実際の伝送波形への伝送損失の影響を,アイパターン評価によって確認した.これらの検討により,2本/50milの一般的な配線で,80cm,3Gbps以上の高速伝送を実現した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-01-24
著者
-
松本 隆
(株)日立製作所 日立工場
-
松本 隆
(株)日立製作所エンタープライズサーバ事業部
-
高田 芳文
(株)日立製作所エンタープライズサーバ事業部
-
荻原 政男
(株)日立製作所エンタープライズサーバ事業部
-
鈴木 徹
(株)日立製作所エンタープライズサーバ事業部
-
千石 則夫
(株)日立プリント基板ソリューション
-
高田 芳文
(株)日立製作所
-
松本 隆
(株)日立製作所
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