音声インタフェースのための発話を単位とした話題及び発話行為タイプの推定(音声,聴覚)
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概要
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音声インタフェースでは,音声認識によって音声から変換されたテキストに基づく情報抽出や加工・解析処理が本質である.本論文では,その基本技術として1発話ごとに話題及び発話行為を推定する手法を提案する.提案手法は,まず訓練段階において話題及び発話行為タグが付与された訓練データから,単語と話題及び発話行為の関連性を示すスコアを求める.実行段階では,入力された発話に含まれる単語に関して,訓練段階で求めたスコアの和を話題ごと及び発話行為ごとに求め,その大小の順位付けによって入力発話の話題及び発話行為を推定する.ここで用いるスコアは,訓練データ中の単語と話題及び発話行為の出現パターンに関する相互情報量と,単語の出現パターンに関するエントロピーから求める.提案手法は,単語と話題及び発話行為の1対1の関連性のみを利用し複数単語の共起などを考慮しないことから,音声対話において多く観察される文長の短い発話にも有効に機能する.平均発話長が短く,かつ話題が多岐にわたる会話表現集を用いた実験の結果,誤認識を含む単語列に対して,話題推定の正解率は約83%,発話行為推定の正解率は約70%であった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-02-01
著者
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竹澤 寿幸
ATR音声言語コミュニケーション研究所
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菊井 玄一郎
ATR音声言語コミュニケーション研究所
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菊井 玄一郎
(株)国際電気通信基礎技術研究所音声言語コミュニケーション研究所
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菊井 玄一郎
Atr音声言語コミュニケーション研究所音声言語処理研究室
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菊井 玄一郎
国際電気通信基礎技術研究所音声言語コミュニケーション研究所:(現)日本電信電話株式会社nttサイバースペース研究所
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菊井 玄一郎
Atr自動翻訳電話研究所
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竹澤 寿幸
独立行政法人情報通信研究機構知識創成コミュニケーション研究センター:国際電気通信基礎技術研究所音声言語コミュニケーション研究所
-
浅見 克志
ATR音声言語コミュニケーション研究所
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竹沢 寿幸
(株)エイ・ティ・アール音声翻訳通信研究所
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竹澤 寿幸
Atr音声翻訳通信研究所:(現)atr音声言語通信研究所
-
浅見 克志
Atr音声言語コミュニケーション研究所:(現)(株)デンソー基礎研究所
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