分極電流モーメント法におけるインピーダンス行列要素の積分次数低減(電磁界解析手法)(<特集>電磁界解析手法とアンテナ・伝搬における設計技術論文特集)

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概要

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誘電体を含むアンテナ,散乱問題の解析法の一つとして,分極電流密度を用いた体積積分方程式解法がある.この手法を用いた誘電体近傍アンテナの解析法として,分極電流密度をブロックモデルで区分的に展開する部分領域モーメント法にガラーキン法を適用した解析があり,直方体誘電体をブロックモデル化した際の直方体セグメント間インピーダンス行列要素の6重積分計算式を3重積分に次数低減化できることが報告されている.本論文では,直方体セグメント間のインピーダンス行列要素の6重積分計算式を単積分まで次数低減できることを示している.また,6重積分の数値積分計算値との比較を行い,本解析法の妥当性を得ている.
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-09-01

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