分散ネットワーク管理のための動的負荷分散方式(<特集>次世代ネットワークソフトウェア論文特集)
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概要
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SNMP (Simple Network Management Protocol) などのネットワーク管理では管理の処理が管理システムに集中し,また,管理情報収集の際のポーリングに必要な帯域が被管理システム数の増加とともに増大するため,大規模ネットワークヘの適用に限界があるなどの問題が指摘されている。このため,管理の処理の一部を記述した管理プログラムを被管理システムに投入,実行するネットワーク管理(以下,分散ネットワーク管理と呼ぶ)の提案がある。分散ネットワーク管理では,ネットワーク構成や各システムの処理負荷に応じて管理プログラムを実行し,ネットワーク全体で処理負荷の均衡を図る動的な負荷分散が重要となる。これまでに管理プログラム数や被管理システム数をもとにする負荷分散方式の報告があるが,各システムの実際の処理負荷とは無関係に,あるいは,処理負荷を考慮している場合であっても負荷分散の範囲が局所的なネットワーク内に限定されてしまっており,必ずしもネットワーク全体で処理負荷の均衡を図ることができない問題点がある。本論文では,この問題点解決の一環として,(1)管理システムや被管理システムの処理負荷,並びに(2)管理プロ4グラムの実行に伴うポーリングや管理操作に必要な帯域に基づき,管理システムや被管理システムなどで管理の処理の動的な負荷分散を図る,分散ネットワーク管理のための動的負荷分散方式を新たに提案する。また,提案方式に基づくプロトタイプシステムを実装し,本システムを用いた実環境評価を通して提案方式の有効性を示す。
- 2003-03-01
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