児童・生徒・大学生の消費実態と学校における消費者教育の今後の課題に関する研究(第2報) : 大学生の場合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of study is to consider problems on consumer education in home economics subject. Coeducational home economics as required subject in senior high school is scheduled to start in 1994. Therefore, studies of consumer education are expected to researchers urgently, because many consumers, particularly young generation have had consumer troubles in many cases. From this view point, a survey was held to analyze consciousness of consumer affairs and propencities of consumer behavior of teacher training college students from five regional groups in Japan. The results were summarised as follows:(1)Consciousness of the students as consumer are different with taken or untaken home economic subject. it is suggested that home economics is very effective in education for recognition of cooling-off system to compared with social studies, but home economics has no effect for recognition of mail-order business, catch sales and apointment sales.(2) The students who completed home economics subject in senior high school recognized better in knowledge of commodity, safety food and currency mechanism compared with students of non-taken the subject.(3) 17.2% of the college students have creditcards have creditcard, but 50% of the students have nagative judgements to credit contract. They take a cautions attitudes in credit contract. However, 32.1% of the students have used the creditcards to buy multiform commodities. (4) 53 persons have bought commodities such as books and learning materials by door-to door sales. They paid money 94,725 yen in average. 43.4% of the students regarded the results with satisfaction, but 56.4% of the students were far from satisfactory. The main reasons for discontent are that they do not select commodity subjectively, but they are inclined to impulse buying or to accept sales talk.
- 社団法人日本家政学会の論文
- 1992-08-15
著者
-
牧野 カツコ
お茶の水女子大学
-
吉原 崇恵
静岡大学教育学部
-
柳 昌子
福岡教育大学
-
中屋 紀子
宮城教育大学
-
柳 昌子
九州女子短期大学
-
田結庄 順子
鳥取大学教育学部
-
田結庄 順子
鳥取大学教育学部家庭科教育学教室
-
中屋 紀子
尚絅学院大学子ども学科
関連論文
- 就学前教育における規律化のための音楽(第2報) : 曲の種類と用い方について
- 第20回国際家政学会(IFHE)大会記録
- 食事教育の場としての学校給食
- 小学校教員養成科目としての家庭科の課題(1) : 基礎技能に関する調査を通して
- 教師としての実践力に関する学びの様相 : 参加型授業の受講時期による影響
- 学生の学びからみた「実践参加型授業」の意義と課題
- 全体討論
- シンポジウム「総合的な学習の時間と家庭科教育の課題」
- 学会研究「児童・生徒の家庭生活の意識・実態と家庭科カリキュラムの構築」の成果に学ぶ
- 高等学校必修家庭科履修者の感想文分析新構想研究東北地区のデータから (第2報) : 調理実習に関する記述と学習意欲の関連
- 高等学校必修家庭科履修者の感想文分析新構想研究東北地区のデータから (第1報) : 指導内容・方法とつきあわせて
- 新入児童の状況と保・幼・小連携の課題 : 福岡県行橋市の小学校教員を対象とした質問紙調査の分析を中心に
- 「21世紀の家庭科に期待すること」(学会創立40周年大会〈記念シンポジューム記録〉)
- 「児童・生徒の衣食住に関する意思決定」調査報告書への家庭科リーダーの意見(第2報) : 「触発意見」の分析
- 「児童・生徒の衣食住に関する意思決定」調査報告書への家庭科リーダーの意見(第1報) : インタビュー調査による意見分析
- 児童・生徒の家庭生活における意思決定の背景(第3報) : 住まうことについての意識の分析
- 児童・生徒の家庭生活における意思決定の背景(第2報) : 昼食準備場面に着目して
- 児童・生徒の家庭生活における意思決定の背景(第1報) : 被服購入にかかわる意識
- 食,衣,住生活に関する意思決定の能力
- II.中学校分科会:新しい家庭科の実践とカリキュラム(日本家庭科教育学会家庭科教育セミナー2000記録)
- 生活設計教育における「人生すごろく」作りの意義 (第二報) : 中・高校生のライフイベントに対する意識
- 生活設計教育における「人生すごろく」作りの意義 (第一報) : 中・高校生のライフイベントに対する意識
- 子どもの生活と教育 : いま, 家庭科教育に求められること
- 高等学校「家庭科」住居領域における教材開発 : 高齢者に住みやすい 住居にポイントを絞って
- 小・中学生の家庭生活と学校適応 : JELS2003報告(3)(子ども)
- 小学校の家庭科における「試食」の位置づけ--授業映像の分析を通して
- 子育て・家族・介護と家政学(家政学と暮らしとの関わり 5)
- 10. 評議員会(1. 京都大会)(第20回国際家政学会(IFHE)大会記録)
- 父親の育児かかわり及び母親の育児不安が3歳児の社会性に及ぼす影響 : 社会的背景の異なる2つのコホート比較から
- 日本家庭科教育学会43回大会シンポジウム家庭科教育50年 : -新たな軌跡に向けて-
- 生活課題の教材化--「キャッシュレス時代」の金銭教育
- KYTシートを活用した家庭科の実習授業に関する危険予知の可能性 : 大学生、子どもたちの意識と実態
- 3つの授業実践「環境配慮の消費生活」における教材の価値の検討 : 中学生の「もったいない意識」をふまえて
- 住まいと家族の関係を考える授業研究 : 家具・家電の配置のシミュレーションをとおして
- 小・中・高校生の生活時間構造に基づく生活時間教材の開発
- 女子高校生の高齢者についての関心と学習要求
- 114 母親の就労と育児援助について : 「母親の就労を中心とした社会参加と親役割に関する調査」より(I-1部会 家族)
- 子どもらに家庭を持つ権利の保障を : 国際家族年にあたって幼稚園の果たす役割を考える
- 調理実習における教師の「指示」--小学校の家庭科の場合
- 大学における教員養成教育の新しい試み SCSを用いた授業の3つのパターン--家庭科教育法の講義で (教育新時代をめざして)
- 1人・1品・3まわりの調理実習での備品や設備についての課題
- 一人・一品・三まわりの調理実習での教授行為 : 高等学校必修家庭科の授業検討を通して
- 高等学校家庭科調理の教材開発 : 一人・一品・四まわりの調理実習
- 家庭科で個人と家族をどうとりあげるか(家庭科教育セミナー'98 家庭科の「教科書」を考える)
- 衣料用新素材の教材化にあたっての覚え書 :高等学校「家庭科」被服領域での教材開発
- 家庭科教育の基本構想
- 高等学校家庭科ホームプロジェクトの指導方法
- 小学校家庭科食物調理での授業構想一連の提案 : 「切る」にポイントを置いて
- 「豆腐づくり」の授業についての検討
- 児童・生徒・大学生の消費実態と学校における消費者教育の今後の課題に関する研究(第3報) : 児童・生徒の父母の場合
- 児童・生徒・大学生の消費実態と学校における消費者教育の今後の課題に関する研究(第2報) : 大学生の場合
- 児童・生徒・大学生の消費実態と学校における消費者教育の今後の課題に関する研究(第1報) : 研究枠組と基本的属性および児童・生徒の場合
- Our Share in The Homeの内容分析(第2報) : 特に, 「課題研究」に注目して
- 性別役割および家庭科に対する生徒の意識(第2報) : 家庭と学校の相互関係から
- 性別役割および家庭科に対する生徒の意識(第1報) : 性別と学年別を中心に
- 家庭科教育における消費者教育の試み-2-「着方」の社会化と学校の役割
- 家庭科教育における消費者教育の試み-3-「被服への関心度」の投影法的アプロ-チから
- 家庭科教育における消費者教育の試み-1-高校生に与える消費者情報の影響
- 消費者教育に及ぼす学校と家庭の教育力の影響 : 高校生の場合
- 家族の統合におよぼす協働の影響 : 「楽しい家庭」分析のために
- 現代における地域社会と教育 : 教育分業化論からの考察
- 地域社会の変化と教育の分業化現象に関する研究
- 生活技能教育に関する教師と母親の意識 : 都市化程度の異る三地域の比較研究
- 地域社会の変化と教育の分業化現象に関する研究 : 福岡県宗像市における事例を通して(一般研究 III・1部会 地域社会と教育)
- 学校・家族・地域集団間の役割分担に関する研究 : 教育分業化の視角から(一般研究 I・2部会 地域社会と学校)
- 余暇と家庭科教育 : 労働力再生産の立場から
- 家庭科教育の性格と問題点 : 性的分業を中心として
- 児童・生徒の子ども室の所有実態と住居観
- 高齢者の住環境に関する高校生の意識
- 被服学習の現状と教材開発
- 被服領域の教材開発--服の色の授業づくり
- 子どもの生活経験と住空間認識の発達
- 児童生徒の衣生活実態と「被服」の教育
- RT3 授業をおこなう者の授業研究と現場教員を支援する授業研究(家庭科の授業分析と実践研究の検討,ラウンドテーブル)
- 小・中・高等学校家庭科教育と「生きる」力 : 授業効果に関するデータをもとに(1. 家研連関係研究委員会, 研究委員会の活動報告)
- 子どものくらしと家庭科教育 (平成11年度例会シンポジウム記録)
- 児童文学における老人と孫世代の相互交流
- 高等学校家庭科教育における CAI 導入とその評価
- シンポジウム「これからの家庭科教育に求めたいもの」
- 栄養教諭制度の創設についての一考察 : 家庭科教育担当の立場から
- 生活科新設にかかわる対応 ; 生活科と家庭科との関連
- 住居の教育内容における変遷の様相(第1報) : 家事教育の創設期
- 戦後家庭科の実践と展開 : 東京教育大学附属小学校の場合
- 家庭科における高齢者学習のすすめ方 : 静岡市立M中「ボランティア活動」の教育的効果
- 子どもの認識の発達と家庭科教育(第1報) : その方法論の検討
- 静岡県教育研究会 技術・家庭科研究会(新連載・第1回)
- 『『家庭科が狙われている』-検定不合格の裏に-』, 著者:鶴田敦子, 朝日新聞社, 2004年2月刊, 定価1260円
- 4.まとめと課題(子どもの家庭生活の意識・実態と家庭科教育)
- 8. COUNCIL MEETING (第10回アジア地区家政学国際会議(ARAHE)記録)
- 第10回アジア地区家政学国際会議(ARAHE)記録
- 高校生の「親になることへの準備状態」と保育教育(第3報) : 「準備状態」の構成要素の分析と保育教育への示唆
- 高校生の「親になることへの準備状態」と保育教育(第2報) : 「準備状態」の形成に影響を与える要因
- 高校生の「親になることへの準備状態」と保育教育(第1報) : 「準備状態」の測定尺度の作成
- 家庭教育の国際比較調査
- 子育ての場という家族幻想 : —近代家族における子育て機能の衰退—
- シンポジウム 現代社会における結婚の意味とはなにか (特集 現代社会における家族ならびに結婚の意味を問う--Part1 現代社会における結婚の意味とはなにか)
- 附属学校の研究会における大学の家庭科教育教員の助言や講評の能力(第2報)-附属学校の設置タイプ別にみた助言・講評担当者の意識と課題-
- 酒井はるみ著『教科書が書いた家族と女性の戦後50年』
- Our Share in The Homeの内容分析(第1報) : 第4回 IFEL の際使用されたテキスト
- 現代の家族と子どもの育ち : 危機を救う家政教育