TQMに関する一考察 : TQM原論
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概要
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下記のQC関連著作を要約・補遺・整合して, TQM原論(The Principles of TQM)として体系的に書き下した私論である. ・持本志行・投稿論文(1996)"製品の価値・品質・価格とその市場競争力に関する一考察"「品質」, 26, [2]. ・同・同(1997):"VE公式の再考と品質概念の展開", 「品質」, 27, [4]. ・同・同(1998):"QDmによる価格の検討", 「品質」, 28, [4]. ・同・著書(1994):『戦略経営と品質経営』, 日本規格協会(市販). 企業(製造業をモデルとして述べる)は, (1)製品(有形財とサービス)と(2)経営成果配分((配当・利子・賃金・祖税・内部留保など)との二つの価値を創出しているが, それらの「質」の比較優位性を確保し続けることが現代企業の存続発展に不可欠であることを先ず確認する.次に, TQMは(1), (2)を目的として経営管理全般の質の向上を追求する活動であるとして, 現代企業の経営管理に関する根幹的な最重要事項を列記した.それに続く方法論の詳細については記述を省略し, 問題の所在をアセスメント対象項目として指摘するにとどめた.
- 1999-01-15
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