高知県足摺岬周辺海域におけるマルソウダの成熟周期と産卵数
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概要
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1997年6月12∿14日の日中に, 足摺岬周辺海域でマルソウダを2時間毎に採集し, 成熟周期と産卵数を推定した。卵母細胞の直径とGSIの変化から, 1100∿1300時に成熟し, 1300∿1500時に排卵と産卵が起きることが明らかとなった。0.29∿0.3mmモードの卵群は24時間後には0.41∿0.42mmに発達し, 48時間後には0.6∿0.81mmの吸水卵(成熟卵)となることが推定された。1回当たりの産卵数(BF)と卵巣および胃内容物重量を除いた体重(RBW, g)との関係はBF=222 RBW+672で表された。
- 公益社団法人日本水産学会の論文
- 2001-01-15