臨床病期III期以上の非小細胞肺癌長期生存例の検討

元データ 1999-06-20 日本肺癌学会

概要

過去13年間に当大学関連2施設において経験した臨床病期皿期以上の非小細胞肺癌530例の中から,3年以上長期生存しえた15例(2.8%)について臨床的検討を行い,長期生存に関与する因子を検討した.15例の確診時の平均年齢は69.9歳(男性13例,女性2例),組織型は腺癌7例,扁平上皮癌7例,大細胞癌1例であった.確診がえられた時点で全身状態(PS)ば13例で0〜1と良好,治療の奏効率は33%(15例中5例)であった.W期で長期生存した症例では,転移部位が骨もしくは肺で病巣の範囲が限局された例が多かった.また,予後因子解析に関しては,単変量解析で性,年齢,Performance status,組織分化度,血清蛋白,血清アノレブミンが有意であった.一方,多変量解析ではPerforance status,血清アノレブミン,血清蛋白,組織分化度,年齢,性別の順に有意であった.

著者

小橋 吉博 川崎医科大学呼吸器内科
松島 敏春 川崎医科大学呼吸器内科
沖本 二郎 川崎医科大学附属川崎病院内科
中村 淳一 川崎医科大学附属川崎病院内科
副島 林造 川崎医療福祉大学医療福祉学科
狩野 孝之 川崎医科大学附属川崎病院内科
藤田 和恵 川崎医科大学附属川崎病院内科
沖本 二郎 川崎医科大学附属川崎病院呼吸器病センター
沖本 二郎 東京専売病院
狩野 孝之 中国四国抗酸菌症研究会
狩野 孝之 東京専売病院
矢野 達俊 川崎医科大学付属川崎病院内科
矢野 達俊 川崎医科大学附属川崎病院呼吸器内科
松島 敏春 川崎医科大学
小橋 吉博 川崎医科大学 呼吸器内科
沖本 二郎 川崎医科大学 呼吸器内科
矢藤 達俊 川崎医科大学附属川崎病院呼吸器内科
藤田 和恵 川崎医科大学附属川崎病院呼吸器内科
沖本 二郎 川崎医科大学附属川崎病院 内科
副島 林造 川崎医科大学 呼吸器内科

関連論文

▼もっと見る