非切除非小細胞肺癌の予後および長期生存例に関する検討

元データ 1994-06-20 日本肺癌学会

概要

過去10年間における非切除非小細胞肺癌301例の予後に関して治療例を中心に検討した.臨床病期の進行に伴い予後が悪化し, 2年以上の生存例においてもI, II期例が多かった.III, IV期の治療例において単因子解析でPS, 臨床病期, 放射線治療, 治療効果が有意に生存期間に影響を及ぼした.多変量解析では放射線治療の有無が最も予後に影響を及ぼす因子であり, また2年以上の生存例でも放射線療法が15例中11例と多かった.PSが0ないし1の症例で奏効度がPR以上(Responder)とNCまたはPD(Nonresponder)の二群に分けた場合, III期例でのResponderのMSTは11.5ヵ月とNonresponderの9.0ヵ月に比べ有意に長かった.

著者

中野 喜久雄 国立呉病院第二内科
冨永 直子 国立呉病院第二内科
武田 晃司 国立呉病院第二内科
中野 喜久雄 国立相模原病院臨床研究センター
平本 雄彦 国立呉病院内科
武田 晃司 日本臨床腫瘍研究グループ
平本 雄彦 国立病院機構呉医療センター呼吸器内科
平本 雄彦 国立呉病院
富永 直子 国立呉病院内科
中野 喜久男 国立相模原病院臨床研究センター
中野 喜久雄 国立呉病院
武田 晃司 国立呉病院内科

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