有限要素モデルによる圧電振動ポンプの設計
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概要
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インクジェット記録装置用流体ポンプは小流量であるが高圧力が要求される。本報告は駆動源として圧電振動子を利用した振動型流体ポンプを提案し, 数値計算により設計, 試作を行い, それを評価したものである。有限要素法を用いて電気入力によるダイヤフラムの変位体積と内圧変化による変位体積の差を計算することによりポンプの吐出量を求めた結果, 実験と良く一致した。この結果, 圧電振動ポンプの可能性が確認され, 本計算法が設計に適用できることが明らかになった。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1999-05-01
著者
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加川 幸雄
岡山大学工学部電気電子工学科
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古川 達也
リコー
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若槻 尚斗
秋田県立大学システム科学技術学部電子情報システム学科
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加川 幸雄
秋田県立大学システム科学技術学部電子情報システム学科
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若槻 尚斗
岡山大学工学部電気電子工学科
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古川 達也
(株)リコー研究開発本部
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堀家 正紀
(株)リコー中央研究所
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Kagawa Yukio
Dept. Of Electronics And Information Systems Akita Prefectural University
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