速度分布を持つ円形振動子の近距離音場に関する新しい計算法
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概要
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超音波発生用の振動子が作る音場についての研究は古く、Rayleigh以来今日まで多くの研究がある。単に自由音場そのものを計算するのであれば、従来の方法で差し支えはない。ところが、音場内に物体を置いたときそれによる散乱音場は、従来の理論では解析的に計算できないため、例えば近距離音場での音響放射圧などの計算も不可能であった。このような近距離音場の解析的な計算を可能とするためには、音場の速度ポテンシャルを直交関数で展開できることが望ましい。この方針のもとに本論文では、平面振動子が速度分布を持つ場合にも適用できる新しい近距離音場論を展開する。
- 1990-07-01
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