現実のシステムを開発・運用するインタラクティブな環境がもたらす学習効果
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概要
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学生が大学の日常生活の中で稼動する現実のコンピュータシステムを開発し,それを実際に運用していくと,システムを開発した学生自身も,ユーザである他の学生も,システムとインタラクティブにかかわることで学習していく様子が認められた.Jean LAVE, Etienne WENGERが述べているように,「人工物(ここではコンピュータシステム)を利用することとそれらの意義を理解することが相互にかかわって一つの学習過程になる」し,さらに「人工物(コンピュータシステム)の内部の仕組みが学習者が調べればわかるという透明性を持っている」ために,明らかに理解へのアクセスになり,インタラクティブな環境が学習効果をもたらすと考えられる.
- 日本教育工学会の論文
- 2004-03-05
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