かけ算の類型化と学習のためのデータバンキング化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究の目的は, 2桁×1桁の整数かけ算問題について, 構成要素と難易を基準として問題を類型化, 系列化し, その結果を用いたデータバンキングシステムの開発を試みることであった.問題の構成要素として1)答の桁, 2)かけ算九九の繰り上がりの有無, 3)1桁たし算の繰り上がりの有無, 4)被乗数の中のゼロの有無, 5)答の中のゼロの有無, 数, 位置, 6)部分積の型を取り上げた.1)〜3)と6)を組み合わせて全問題を6基本型に分類した.更に, 4), 5)を含めて20の型に分類した.各6基本型について, 被乗数や答にゼロを含まない問題と含む問題を調査した.その結果から難易差を想定して問題を系列化し, 教授者が任意に利用できるシステムの開発を試みた.
- 日本教育工学会の論文
- 1999-08-20
著者
関連論文
- 繰り下がりのあるひき算における問題のサイズ効果(科学教育各論(1))
- 離島市街地の小・中学生の自覚症状と生活
- 離島社会における保健医療の総合的研究(4) : 村落の小・中学生の自覚症状と生活について
- かけ算九九の数の表象構造
- 繰り下がりのある一桁ひき算の過程モデルに関する実験的研究
- 整数ひき算の類型化と学習のためのデータバンキング化 (学校の情報化と学習リソースの活用)
- かけ算の類型化と学習のためのデータバンキング化
- かけ算九九誤答要因の分析
- PC58 かけ算九九における0と1の表象
- 三桁ひき算問題の類型
- L5032 整数わり算の類型化と構造化 (II^^^-)
- 教授過程5022 二桁ひき算問題の類型化と構造化
- PE301 一桁ひき算の計算方略におけるたし算について
- 難易を基準にした1桁たし算の教育課程
- PB006 離島市街地に在住する子どもの自覚症状と関連する生活要因
- PB1-07 離島村落に在住する子どもの自覚症状と関連する生活要因(発達)
- PC089 島嶼社会の子どもの健康意識と悩み・楽しみ
- PC041 島嶼社会の児童における健康度意識と自覚症状、生活行動(ポスター発表C,研究発表)
- PD103 島嶼社会の児童における悩みの地域差と自覚症状との関連(臨床,ポスター発表D)
- PP-02 短乗法・長乗法の処理速度の発達
- かけ算筆算の計算手続きの違いと処理速度、正確さ
- PA62 短乗法と長乗法の計算の正確さ
- PF77 たし算の繰り上がり方の違いがかけ算筆算に及ぼす影響
- A-13 整数たし算の繰り上がりに関する難易分析(教授過程A)
- PA089 島嶼社会の中学生における健康度意識と自覚症状、生活行動(ポスター発表A,研究発表)