中部九州における鮮新世以降の火山活動 : 豊肥火山地域と島原火山地域の比較
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
中部九州の鮮新世以降の火山活動は, 主に, 豊肥火山地域と島原火山地域でおこった。両者はいずれも火山構造性地溝であり, ともに別府-島原地溝を構成するが, それぞれの, 発達様式や火山岩類の組成的特徴は大きく異なる。豊肥火山地域が約5 Maから活動を開始し, 島原火山地域がそれと同時かやや遅れて始まった。島原火山地域では中新世からの北西九州玄武岩の活動が引き続いている。玄武岩類の組成からは, 島原火山地域では海洋島型マントルが地下に存在し続けたが, 豊肥火山地域では, 沈み込むフィリピン海プレートから由来する物質でマントルの汚染が続いたと考えられる。豊肥と島原火山地域は, それぞれ, 火山フロントと背弧海盆に相当すると考えられる。
- 1993-06-25
論文 | ランダム
- 散発性白血病牛由来T細胞性リンパ腫瘍(BTL)細胞株における異常抗原とその牛血清抗体の証明
- 米国における持参薬管理--ブラウンバッグ運動と日本への導入 (特集 一歩進んだ入院時持参薬管理)
- 骨内嵌植義歯の実験的研究 : 直後嵌植法について
- シンポジウム:新規検査法の開発と検査診断学への寄与 白血病の診断及び治療における遺伝子技術の応用
- PJ-041 Predictors of Unimprovement in Exercise Capacity in Elderly Patients (⦥75 Years) Participating in Cardiac Rehabilitation after Acute Myocardial Infarction(Exercise test/Cardiac rehabilitation-5 (IHD) PJ7,Poster Session (Japanese),The 70th Ann